KENZO

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常のKENZOのレビュー・感想・評価

3.7
大学受験に失敗した男が、ふと見かけた林業募集のチラシの表紙モデルの女の子に見とれて応募する。

このあらすじからの想像通りに展開していくストーリー。

都会育ちの主人公が地方の素朴で粗雑な感じに圧倒されたり、モデルの子がイメージと違ったり、取材に来た元カノ含む大学生との間に生まれた意識の違いだったり。

概ね予想通りに進んでいく。
だが、その過程が丁寧かつテンポよく描かれていて、予定調和加減がむしろ期待通りで気持ち良い。

伊藤英明演じる先輩が、遠くから車に乗り込んでくる様をワンショットで撮るシーンは印象的だし、例のタオルの伏線も効いている。
クライマックスも馬鹿馬鹿しくも迫力あって楽しい。

オーソドックスの安心感が心地良さが楽しめる、見てよかった感が心に残る良作。
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