34分と短い上映時間に惹かれて観賞。
刺された血塗れの男の横で煙草を燻らし電話する女。
取調室の供述から顛末を遡っていく。
実際の事件をモチーフにしたという冒頭のシーンは素晴らしい。
ゾワゾワさせる映像美がある。
その後はシーンごとにリアリティは感じさせられるものの、惹かれるきっかけなど詳細は敢えてなのか描かれない。
殺人の引き金になるシーンはあるが、ラクガキ…うーん。
男については観賞する際のノイズとなるモザイクが入るほど全裸シーンがあるのに、女は下着姿止まりなのもバランスが悪い。
もっと掘り下げた90分くらいの尺で見たかった気もするし、ショートフィルムだからこそ退屈せずに見られた気もする。
主演女優の清瀬やえこの雰囲気は素晴らしいです。
アマプラのサムネイルでは一瞬有村架純に見えました。