でしょうかな

THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏のでしょうかなのレビュー・感想・評価

3.0
青年レイは、キャンプ場で二人の少女を射殺。四年後、逮捕を免れたレイは、家業を手伝いながらクスリの売人もやって女遊びも繰り返していたが、刑事たちの執拗な追跡が迫り、惚れた女に振られ、狂気が加速する。

ジャック・ケッチャムの同名小説の映画化。レイのモデルは、実在したシリアルキラー、「ツーソンの笛吹き男」ことチャールズ・シュミットである。
ケッチャムは読んだことがないが、激ヤバらしいので激ヤバを期待したが、思ったほど激ヤバではなかった。
序盤、少女二人を射殺した場面は「おおっ」となったが、それ以降がまあだるいだるい…。「こいつがいかにろくでなしか」というのを強調したいのは分かるけど、長い長い。キャサリンとの会話で揺れ動く心情とかは悪かないがね。
終盤、遂にキレたレイの殺戮劇が!と思いきや、なんか中途半端というか、なんでチャールズ・マンソンの真似事してるんだよチャールズ・ホイットマンかチャールズ・スタークウェザーを求めてるんだよこっちは。
積んである原作読むか…。
でしょうかな

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