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インセプションのろのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.8
ここは現実か?それとも夢か?

クリストファーノーラン監督作、初鑑賞!

SFの難解な物語だと思って、ずっと遠くから様子をうかがっていたのですが(笑)意外にヒューマンでびっくり!!!
主人公コブの過去がどんどん明らかになっていくのが面白くて引き込まれました!
子どもたち2人のカオをずっと見逃していたコブが、ラストでやっと観れた瞬間。あれには感動して、グッときてしまいました。

そして、なんといってもすごい映像の数々( ゚Д゚)
特にエレンペイジ演じるアリアドネが初めて夢設計(想像)するシーン!向こうのビルと道路と車がみるみる迫って来て・・・。
ウオオオオって思いました( ゚Д゚)!
これは劇場で観たら、たまらんやろなぁ。


他人の夢(潜在意識)から必要な情報を盗む仕事をする主人公コブ。そんな彼が、他人に考えを植えつける”インセプション”を依頼される。

コブは依頼を引き受け、仲間を集める。
なりすまし屋、調合屋、設計士・・・。
果たして作戦は無事に成功するのか?


夢の中には段階がある。
その階層によって、場所が変わるのがおもしろい。
高層ビル街やホテル、それから第三階層の雪山でスキーなんて、SW5とか007を思い出しましたよ。(ロジャームーアのやつ)

夢は夢同士が影響し合ったり、現実からの衝撃も受ける。
その衝撃によって、コブたちは現実に戻れるのだけど、車が橋から落ちて無重力状態になるシーン。その影響を受けたホテルがまるで宇宙空間みたいになる。上下逆さまで、泳げる感じ。そんな中、警備員をバッタバッタと倒すジョセフがこれまたカッコイイんだ~。


最後までドキドキが止まらない今作。
私はラストに希望を見ました。



「ダンケルク」は絶対に劇場で観よう!!!
ろ