しょうちゃん

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
トミー・ウィルコラ監督が手掛けたゾンビ映画「処刑山 -デッド・スノウ-」の続編。

仲間や恋人、
自身の腕を失いながらもナチスゾンビたちから逃げ出したマーティンだったが、
事故を起こしてしまう。
何とか一命を取り留めるが、
病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されていて…。

雪山でナチスゾンビたちに襲われて、
逃げ延びたマーティンが車に戻ると、
金貨が一枚転がり落ちて、
そこにヘルツォーク大佐が現れる。
ここまでが前作。
前作のラストの続きから始まる。
車の中でヘルツォーク大佐に襲われ、
なんとか逃げ延びるが交通事故で病院に搬送され、
ヘルツォーク大佐の右腕が移植されてしまう。
前作よりも残虐描写がパワーアップしており、
コミカルな演出も多くより楽しめる作品になっている。
マーティンの意志に反して動く右腕が騒動を繰り広げる展開や、
前作のまきこまれ型から続編で救世主になるのは、
“死霊のはらわた II”のアッシュと同じである。
新たに怪しすぎるメンバーも登場する。
ゾンビ・スクワッドはどんな精鋭部隊が現れるのかと思えば、
まさかのゾンビオタクの3人組なんだが、
ナチスゾンビ相手に無双を披露する。
気の毒だけど面白いのが車椅子の観光客のゾンビで、
ぬかるみにはまった車を脱出させるため板の代わりにされる。
死んでも死んでも何回でも蘇らせられ、
最後はボロ雑巾でした。
死体から腸を引っ張り出して、
燃料ホース代わりにしてバスから戦車に給油したり、
前作同様に腸のアイデア描写が良い。
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