クルードス

ローン・サバイバーのクルードスのレビュー・感想・評価

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)
3.5
作戦が失敗して大量の敵に囲まれながらも、一人だけ生還したという実話。

まず、初めての交戦が始まる前の緊張感がすごくて、戦闘が始まると息をつく暇もなく戦闘シーンが続く。

そして圧倒的に不利な戦いで、隊員は何発も銃弾を食らっても戦い続ける。
普通そんなに食らったら死ぬだろと思うが、この映画の冒頭に、文字通り死ぬ程キツそうなシールズの訓練シーンがあるので、それを見てるとその精神力と生命力の強さに説得力があり、戦い続けられるのも納得する。

あとこの映画は、とにかく痛そうなシーンが多くて、岩場の崖から飛び降りる、傷に泥を塗り込んで治療する、ナイフを使って破片を取る場面等は本当に痛そう…。

終盤では創作した物語なら全く真実味がなさそうな助かり方をするが、これが本当の話だなんて驚き。

アメリカの戦争映画あるあるだが、アメリカ側がやられる話の場合、アメリカ兵の10倍は敵がやられてるっぽいのは、いつも何とも言えない気持ちになる…。