｢私たちを、あまり虐めるな。｣
この台詞だけで泣けた。原作の漫画そのものの台詞が深いものばかりっていうのもあるけど、田宮を演じた深津絵里の演技が素晴らしい。
公開時、原作を読破して観に行ったときは後半に展開を詰め込みすぎて、1シーン1シーンが少し薄味に感じてしまった記憶がある。今回はしばらく原作を読んでおらず、原作の記憶がほぼなしの状態で観たけれど1本の映画としてきちんとまとまっているとは感じた。でも寄生獣という作品のもつメッセージ性を伝えるにはやはり尺が短すぎたかも……
久しぶりに原作も読み直そうと思います。
