おときち

シンデレラのおときちのレビュー・感想・評価

シンデレラ(2015年製作の映画)
3.0
灰かぶり(cinder)のエラ(Ella)、だから、シンデレラ。
あれ?そんな由来だったっけ?ヤバいな、知らなかったかも。


大好きなリリー・ジェームズを観ようシリーズ。


ここまで原作を知ってる映画を観たことないかもしれない。
子供の頃から知ってる話だし、娘と一緒に絵本だって読んだもんだ。
とはいえ、シンデレラが継母たちからいじめられる前、「エラ」として育っていた頃のこと、シンデレラといわれる由来とかは忘れていたなぁ。

ですが、大筋はもちろんわかっているので、ずっと「そうそう!」って言いながら娘と一緒に鑑賞。


ディズニー映画らしく現代風にアップデートされている感はあるけど、王国の制度、結婚相手の選び方、男女の描き方などについては、大昔から語り継がれている童話なのでツッコミを入れるような野暮なことはしません。


リリー・ジェームズ。かわいいだろ。なんだあの青いドレス姿。娘と二人でキャーキャー言ってしまった。最後のドレス姿も綺麗すぎた。最高かよ。
舞踏会のシーンとかため息出たわ。


綺麗といえば、継母役のケイト・ブランシェットもキレイだったなぁ。「はぁ美しい」と思いながら観ていたので「嫌な継母だな、おい」って観れませんでした。


出番は少なかったけど、ヘレナ・ボナム=カーターがちゃんと魔女だったのもすごい。大公役のステラン・スカルスガルドは言われなかったら気づかなかったかもしれない。


そして王子。「誰が王子役だ?リリー・ジェームズの相手、かっこ悪い人だったら嫌だなぁ」と思いながらワクワクして観ていたところ、「キタ〜!ロブ・スターク!」でびっくり。変な声出た。なぜなら今作を観る前日に『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン1を観終えたばかりだったので。
まさかこんなところでロブ(いやごめんなさい、リチャード・マッデンね)に出会うなんて思っていなかった。


ディズニーらしい安心感とリリー・ジェームズの美しさ。
105分っていう時間もちょうどいいのかな。2時間以上あってもな、っていう話だし。
ただ青いドレス姿のリリー・ジェームズはもっと観たかったかもしれない。
が!ウエスト細すぎないか?あれ。ドレスだから「ギュッ」ってしてるのかな?


吹替え版で鑑賞したんですが、シンデレラ役の高畑充希が、思いの外ずっと高畑充希でした。好きだから良いけど。最後まで「サチコさん」って思ってしまった。これは残念でした。