ぶちょおファンク

泣く男のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

泣く男(2014年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★3 終盤★2.5

イ・ジョンボム監督・脚本作『アジョシ』★4、『チョ・ピロ 怒りの逆襲』★2.5、今作★2.5…の3打数3安打でハズレなし!

見どころ
◯物語に惹き込まれる冒頭の展開。
◯序盤は『レオン』、終盤は『ダイ・ハード』な雰囲気が楽しい。

気になる点
●何度も軽い故障で停止するエレベーターのある病院…。

☆総評
ゴンの“贖罪”の物語としては切なくて楽しめた。
ただ娘を殺されたモギョンの“復讐”は果たせているが“赦し”という点で何もないのが残念。

っというのも、モギョンは自分を助けてくれた“ゴン”と“娘を殺した人物”が同じだとは思ってないはずで、ゴンも直接モギョンに真相を語ってはいない。

個人的にゴンはモギョンに顛末を話し、それを知ってモギョンはどうするのか…?を楽しみにしていたのだが、その辺は盛り込まれていないのがマイナス・ポイントとなった。

“殺し屋”の哀愁とケジメの物語、韓流フィルム・ノワールの先頭集団を走るイ・ジョンボム監督らしい作品。

2024年3本目