IMAX3D字幕で鑑賞。
幼少期は怪獣で育ったと言っても過言ではない。
だから今回ゴジラの大復活は万々歳。
ぶっちゃけ最初からストーリーには期待しておらず、とにかくスクリーンで怪獣が暴れる姿を観たい一心。
以前のリメイク巨大トカゲゴジラに比べたら断然良い。
今回の『GODZILLA』を観る限り、かつての『ゴジラ』の一番の問題点である「核と放射能」に関してアメリカにしては他のその手の映画に比べてまだ誠意のある描き方をしてるようには感じた。
それでもまだ弱いけどね。
そこは「ゴジラ対ムートー」っていう怪獣対決にぼかされた感もある。
ただ今回ゴジラが大自然の驚異として、ある種「自然神」のようなポジションというか、地球における調和をもたらす生物のような存在として描かれてるのは原点を忘れてなくて好感が持てた。
それだけでなく、至る所で日本のゴジラ作品へのリスペクトは伝わってきた。
IMAX3Dで観たのは大正解で、大迫力の画面、高音質の大音響で最高だった。
けど、思ってたよりもゴジラが暴れてるシーンが少なかったかな。
怪獣対決にしてももっと驚くようなアクションが観たかった。
先に『パシフィック・リム』を観てしまってるわけやからね。
そこはキングギドラ、ラドン、モスラが登場するという続編に期待。
この御時世だからこそもっと「反核」へのメッセージに踏み込んでほしかったというのはあるものの、大画面で怪獣対決を楽しめた満足感は大きい。
ゴジラは映画館で観るべし！
