実はこの作品は見たことがありませんでした。タイトルからして何かのラブコメだろうと思っていましたが、とんでもなく凄い作品ですね。ただでさえ同性愛者に対する締め付けが厳しいのに同性愛のカップルが知的障害者の親になれるのかを問う作品とはこれほど大胆なストーリーはないですね。
まあ、「万引家族」にも適用することですが、他人がねじ曲げた空論と実際に当事者にしかわからない真実というのには差がありすぎですね。その状況に立ってみないとわからないのものがあります。
この前見た「５００ページの夢の束」は今作に比べたらラッキーに見えてきましたね。これはもはや法の限界では済まされないですね。あの小４の子の事件もそうですが、何とかしてやれなかったのかと思ってしまいますね。本当に残念です。
主演二人の演技は完璧ですね。もう同性愛者だということで俳優活動していいのではないでしょうかね。信じてしまいますね。またあの子も配役がて的中しましたね。ラストまでを見るとそんなことを言ってる場合ではなさそうですけどね。またあの検察官の話の持っていきかたが、プロフェッショナルな感じでとにかくいや奴でした。マルコの好きなおもちゃについての質問をした時の真の取り方とか良かったですよ。あのボーイフレンド弁護士もその上を行く感じで素晴らしかったです。あの黒人の弁護士さんは最後は半分あきらめ顔でちょっと納得いかなかったです。
そして、あの母親が世の中にあんな母親がいるんだというくらいひどい人でしたね。でも、演じるのはいくらギャラが出るからって楽じゃないでしょうね。擁護するつもりはありませんが、何をどうすればあんなひどいことができるのか、あの母親のルーツをファミヒスで探ってほしいです。それくらいムカつきました。それから、裁判長役の方々は適役でしたね。
あとゲイバーの雰囲気がリアルでしたし、裁判シーンも良かったです。どうして今まで、この作品を見なかったのか本当に不思議です。アメリカのj人はこういうのあまり好きでないですよね。「アイ アム サム」とかも倦厭してましたし今作の場合設定が独特ですから避けたいという多いでしょう。
それから、あの曲の数々いいですね。思い出に残ります。「アリー スター誕生」のレデイ ガガとは言いませんが、素敵な曲でした。
今作のマルコくんのような子達が安全に暮らせる世の中がいいです。現実は厳しですが、そうありたいです。
