マルキ•ド•サドの”悪徳の栄え”と”美徳の不幸”を元に、舞台をパリ解放目前のフランスに移しジュリエットとジュスティーヌ姉妹を通じて描いていきます。
占領軍司令官の愛人として生きる姉ジュリエット(A•ジラルド)、レジスタンスの闘士と結婚する無垢な妹ジュスティーヌ(C•ドヌーヴ)。
その後SS将校のシェーンドルフ(R•オッセン)に鞍替えしつつ優雅な生活を送るジュリエットと、騎士館という名の将校たちに娼婦のような相手をさせられる所に連れてこられたジュスティーヌ。
迫り来る連合軍を前に彼女たちの運命は。
原作知らんから比べようないけど、そんなにドロドロしてないしこんなもんなんかなぁと。
あんまり内容印象に残ってないのは多分カトリーヌ•ドヌーヴのせい。
当時恋人同士のロジェ•ヴァディムが監督やからかめっちゃ綺麗に撮られてて(・∀・)彼女の美貌にばっかり目が。
この映画の1年前19歳の頃の”パリジェンヌ”は可愛らしいかったけど、わずか1年後にこんなに美しくなるもんなんやと見とれてました。
騎士館に集められた女性の中には3名の女優さんが。
まず”007/サンダーボール作戦”のボンドガールの1人ルチアナ•パルッツィ。
ボンドガールに選ばれるのはこの2年後。
そしてマックィーンの”華麗なる賭け(1968)”のアストリッド•ヒーレン。
最後は映画観てる時に可愛らしい女優さんやなと思ってたら、なんと”甘い生活(1960)”で可憐な娘役してたヴァレリア•チャンゴッティーニ!
18歳になってたけど、あどけない女の子からちょっと大人の女性になってました(^.^)