オールド・ボーイのしおえもんGoGoのネタバレレビュー・内容・結末

韓国版鑑賞済み。
だけどてっきり「あのオチってやっぱりキリスト教的にタブー過ぎて避けたのかな」なんてまるで初見の人のように騙されてしまった。韓国版の催眠術にかなりの引っ掛かりを覚えていたので、それを捨てたのはとても良かったと思う。「20年間同じ子役に娘役をやらせる」「20年かけて娘の家庭環境をコントロールして年上の男好きに育てる」という、これも同じ位エキセントリックな設定だが、犯人の陰湿さの表れにもなるし。
ただあまりに監禁前の主人公がクズ過ぎて最後まで好きになれないし、どう見てもヤバそうな顔だし、そのイメージが強すぎてマリーが彼に惹かれる気持ちが理解できなかった。その点韓国版のどこか犬っぽく母性本能をくすぐる顔と、情けなさを持つ主人公の方が好きだったし同情も出来たかも。
ラストはこちらの方が好みだった。