文明崩壊後の世界で、限りある資源の支配者から逃れ、「緑の地」を目指すアクション映画。
ストーリーはシンプルながら、物語の深さと設定の作り込みが凄まじく、何より次々と展開する物語と突出したアクションで、最後まで一気にみられる映画でした。そして世界観や人物背景など情報量が多いはずなのに、それを映像や音を使って短い時間で語らせるのが映画として最高にレベルが高かったです。メインの登場人物はもちろん、それ以外の人物たちにもそれぞれのドラマがあることを伺わせ、シンプルなストーリーと物語としての深さが両立することに感動しました。
カーアクションをはじめとするアクションシーンが、大迫力もいいとこなので、映画館でみられなかったことは残念です。が、数秒先にどうなるかが全く分からない、緊張感の持続のさせ方が最高でした。
間違いなくアクション映画の最高峰の一つですね。
