嫌いじゃないけどね。
過去のジブリ作品と比べても。
ただ、十代ぐらいで観てたらもっと純粋に楽しめた気がする。
今はもうどうしても大人目線で見ちゃうし、だいたいこうゆうことやろうなと先をついつい見越しちゃうからね。
共感とか、そうゆうんじゃなかったなあ。
アニメやけど背景美術が美しくて、こんな場所でのんびり夏休みを過ごしてリフレッシュしたいって心底思った。
さすが美術監督が種田陽平氏。
屋敷のシーンも何か懐かしい感じがするし、昔の世界名作アニメにも通じる雰囲気とジブリらしさが融合したような雰囲気が心地よかった。
ヒロインの杏奈はいきなり自分のことが嫌いと言って心を閉ざしてるようなキャラやったんで、今までのジブリのキャラからするとかなり面倒くさく感じた。
勿論、そうゆう子が何をきっかけにしてどう殻を破って変わっていくのか？っていう面白さを自然と求めてしまったけどね。
ジブリアニメでよく感じる声の違和感は今回はあまりなかった。
松嶋菜々子がやや？ぐらいで。
作品としては余韻の残る、たまに観返したくなる感じの良いアニメやとは思う。
