これはクソらしいですねー。
このアプリの平均点を知らずに見ました。
そしたら普通に良かったと思いました笑
これのまえにL♡DKを観ていたからでしょうか?笑
特殊能力を持った藤原竜也という設定は既視感バリバリですがいやはやハマっています笑 相変わらずの震えとタメの効かせた口調。この人にはこれからも唯一無二のジャンル【藤原竜也】を開拓していただきたい笑
対する相手は、どんな傷もすぐに癒えてしまうという九尾を持ったどこぞの人柱力です。この田中終一を山田孝之さんが演じてます。この人はもう安定感バリバリですな。すごい!変哲もない能力だけどすっげえ異常な回復力!植木を落とされても刺されても治ります。
ヒロインはウォーターボーイズとかてるてる家族から好きだった石原さとみ。こちらも安定のかわいさ。それはもう美しさを解き放ってます。この人も今更何書くことはありません。
突っ込みどころとしては、藤原竜也演じる男は終一を相手にしなかったら良かったんじゃないかな?と最初に誰もが思うでしょう笑 僕も思いました笑
あとは終一の働いてる引越し業者なのかな?で軍手をはめてないのはヤバすぎるだろう、とか石原さとみのお父さんの末路の演出がなくてもいいようなストレートな描写だったりとか色々ありました。
じゃあ何が良かったの?ってなるのですがそれはまあ…主要三人の演技力と藤原竜也の能力との戦いかな。ストーリーではなく戦い。
何者も意のままに操ることができる力とそれが効かない力。これだけで話を強引に進めていく戦いが良かったです。
中盤の広場での攻防やそれ以上の戦慄をもたらすラストバトルも良かったですし、藤原竜也の男の哀しさと母への屈折した愛情が引き込まれました。自分を守るはずの母が自分に対して産ませてごめんね、とか殺しておいたほうが良かったと思われることの辛さ。なんとも表現しづらい哀しさです。劇中に彼の名前は出てきません。しかし名前が書かれたある本(狙っているのが丸わかりなタイトル)を肌身離さず持っているところがまた切なさを感じましたね。
あんまり邦画にないような雰囲気だと思ったら監督が中田秀夫さんに韓国映画が元ってことだったんですね。良い化学反応だと思いました。
ということで楽しめましたね。