すずき

ヒックとドラゴン 聖地への冒険のすずきのレビュー・感想・評価

3.5
バイキングとドラゴンと共存するバーク島の若き長・ヒックは、相棒ドラゴンのトゥースと仲間たちと共に、ドラゴンの密猟者たちと戦う毎日だった。
だが、保護したドラゴンでバーク島は溢れかえり、彼らは新天地を求めることに。
そんな彼らを、バイキング達ろ疎ましく思う密猟者たちが雇った最強のドラゴンハンター、グリメルが強襲する…
「ヒックとドラゴン」シリーズ、堂々の完結編!

何故か、思ってたより今ひとつ乗れなかった。
悪い出来じゃなかった筈なんだけど、どうも冷めてしまう。俺の体調が悪かったか?

例えば、トゥースの求愛行動のシーン。
そこは少し多目に尺使ってて、一緒に鑑賞してためぐすけは「トゥース可愛い!」って満足げだったけど、私としては「あざとい可愛さ」に思えちゃったのだ。

クライマックスも、そこそこは面白かったんだけど、前2作のようなテンションの上がりは無いまま決着。

でも、ラストシーンは少しグッと来るものはあった。
ネタバレだから詳しく言えないけど、ヒックとトゥースの友情の行く末を書ききった、三部作の最終として申し分ない幕引きだった。
「トイ・ストーリー」みたいに、「ヒックとドラゴン4」なんてのはやめてくれよ!