ここのところ邦画ばっかり観ていたので、無性に洋画が観たくなり、近所のTSUTAYAへ…。すると、何度検索しても「取り扱いなし」で諦めてた今作がやっと入荷されてたので、早速レンタル。♪
やっと観れたという喜びを胸に観たけど、ちょっと個性的な主人公の日常を切り取ったようなモノクロ映画とっても良かった!
なんといっても、主人公のフランシス…、結構人に気を使ってるようでありながらも、とっても図々しいところもあり、不器用で大雑把で、空気読めなくて…、その迷走っぷりに不思議と心奪われる。
不器用で大雑把なところは、自分ともどこか似てて、あ~、わかる~!って妙に共感したり…。^^;
痛い言動多数なんやけど、憎めなくて、逆に愛おしく思えたり…。
ATM探して奔走する姿とかも、わかる〜。(≧∇≦)
相手に出してもらうか借りとくかすればいいのに、それができなくて意地になっちゃう感じ、もうわかりすぎて、苦笑いしてしまった。
(なぜなら、私も全く同じことした経験があるもので…。^^;)
こういう、他の映画ではあんまり観たことないような、微妙な心情を表現したシーンが多くて、そこが好き。
フランシスの恋愛観にも共感。
若い頃は、私もそんなこと思ってたりしてたよなぁ。^^;
周囲に取り残されながらも、好きなダンスにこだわり続けてて、「何やってんの?この人」って言いたくなるような行動も、あきれてるのに応援したくなる。
酔っ払った時のめまいの防止策は、今度試してみよう!と思った。
そして、「フランシス ハ」っていう、変わったタイトルの意味が最後にわかるとこ、だいぶ好き!
「フランシスの、はみ出し人生バンザイ!!」って言いたくなる。 笑