TVスペシャル第1弾。
最初の放送は見ていないが、覚えはあるということはルパン役の山田さんが亡くなったときの追悼放送だったんだなぁ。知らなかった。
コンピュータの要素を取り入れた作品。
ルパンが世界に共有されてしまった個人データの収集に疲れ、怪盗の引退を選んでしまうところから始まる。しかも不二子以外の女にお熱なルパン。色々と疲れてるのかな笑 らしくないぞ!笑
そこに登場するのがおませな男の子。何かとデータで人を見る。いけすかねぇ!笑
子どもの頃はよくあるよね、知識で判断するのは。そんな知識はママを探すためだとか。ルパンは彼が持ってるウィルスを操るウィルスを使って個人データを消そうと考え、ママ探しを手伝うことに。一方五右衛門は列車である女に出会う。
何を覚えていたかというと不二子に剣が入るところだ。敵の魔術めいた力で洗脳される不二子。結構不気味で怖かった印象が。後の作品でも正体不明な能力を持つ敵が多いわ。ルパンは。
毎回ルパンガールが現れるが今作もシリーズに負けじ劣らずお美しい。しかし味方とは限らない。出てきた時点でネタがわかるのだが、それだけではないところが後半にあって切なく終わる。
ルパンシリーズは勧善懲悪ではなく少し余韻の残るものが多い。今回もそれ。
なかなか良いです。