でしょうかな

エアポート’77/バミューダからの脱出のでしょうかなのレビュー・感想・評価

2.6
美術館を開く大富豪が所有するボーイング747に乗せられた豪華なコレクションと招待客たち。しかしその機にはコレクションを狙うハイジャック犯一味が乗り込んでいた。ところが濃霧の中で低空飛行を試みた犯人は操縦を誤り、機体はオイルリグに接触し海中に墜落。搭乗者たちのサバイバルが始まった。

エアポートシリーズで一番退屈だった作品。飛行中のパニックが最も少ないせいか。何しろハイジャック犯は乗客をガスで眠らせたり警備員や乗員を気絶させてから機体を乗っ取っているため騒乱も乱闘もろくに起こらないし、墜落して海中に水没してからも機体にはあまり損傷が無いため(なんで?)あまり混乱が起きない。一応群像劇風味だが、個々のキャラクターもいまいち魅力に欠け、レギュラーキャラとなったジョー・パトローニも本作ではさほど活躍しないので、長ったらしいだけでさっぱり盛り上がらない。最後、気球で747を浮上させる作戦も地味な絵面。ツッコミどころは多いが、出るのは苦笑ばかりでネタとしてもいまいち。
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