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世界の果ての通学路のmingoのレビュー・感想・評価

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)
3.5
ドキュメンタリーとしては演出過多すぎるけど、それでも素晴らしい。
これから先、小学校や中学校で上映されることを願う。教育者こそ観るべき映画。

「できる」「できない」の教育で育てられたひとは思うこと感じることは沢山あるはず。

「ちゃんとした教育が受けたい。一生懸命勉強して学校を卒業すれば、いい仕事に就けるはずだからさ。そしたら自立できるし、家族の力にもなれる」そんな言葉が10歳そこらの子どもから出てくるなんて。国が違えば価値観文化すべて違うのは当たり前なんだけど、日本にいるひととは意識が違う。彼らは不自由だけど、不幸ではない。学校は希望そのもので、将来を切り開く今のすべてなんだ。

僕にとっての武蔵美はあれほど楽しかった4年間はなかったし、それだけの覚悟を持って毎日楽しんでいた。人生のピーク早すぎた。。。
生きる気力、学ぶ姿勢、底知れぬ好奇心、だいたいこれくらいあれば人生は楽しいし楽しめるはず!!!

ラストで少年がさらっと「何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ。それが人間だよね。」真理すぎるよ
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