カテリーナ

複製された男のカテリーナのレビュー・感想・評価

複製された男(2013年製作の映画)
3.7
ただいま注目の監督のひとり
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督
最新作の『ボーダーライン』で知り、
『プリズナーズ』そして『複製された男』
と、遡る形で追いかける
今作は「難解」と皆口を揃えてレビュー
しているので
それを踏まえての鑑賞

結果
ラストショットだけで
今までの話しの辻褄が合わなくなってしまい非常に混乱する
気付けば
置いてきぼりにされた観客(私だけ?)をあざ笑うかのような
飄々としたエンドクレジットが延々と続き
ヴィルヌーブお見事と唸るしかない

そもそもオープニングで
ヘレンの裸のショットの後に
「カオスとは未解読の秩序」の文字
カオスとは混沌
混沌とは無秩序
無秩序の秩序?

全く意味不明である

なるほど皆が異口同音な訳だ

この映画のキーワードは
記憶
ヘレン
タランチュラ

だと思うんだけど
的外れだろうなぁ

難しいなあ

だから面白い もう一度見よう
カテリーナ

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