特濃ミルク

ゲッタウェイの特濃ミルクのネタバレレビュー・内容・結末

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

 自らが釈放されるための取引として銀行強盗を実行するも、些細なミスから色んな奴に追いかけられるようになった主人公、とそのパートナーとの逃避行。登場人物たちの原動力が基本的にマネー、セックス、バイオレンスで、すごくペキンパーペキンパーしていると感じる。個人的にはこの悪人だらけの重々しいストーリーと世界観が食傷気味ではある…。アクションは良いんだけど。
 撮影技法で言うと、スローモーションや細かいカットの積み重ね(スピーディに見える)による時間操作が(今でこそ漫画とかの演出でもよく見るけど、当時としては)革新的だったんだろうし、今見てもすごい迫力だ。このアクション要素だけでもサムペキンパーが後世に与えた影響は計り知れない。
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