劇場版最新作。
原作モンキー・パンチのテイストをそのまま使ったような画風。TVスペシャルのお子様向けのルパンを楽しんでる人には合わないかもしれないが、これ以上ないルパン三世という魅力が詰まった作品である。
その魅力とは簡単に言えばハードボイルド。でもその言葉だけじゃハッキリ言ってルパンや次元のかっこよさを表現しきれないのが残念だ。違う言葉で表現すると、コレを見た後はタバコや酒が美味く感じるということかな。未成年はネクタイを締めたりジャケットやハットを身につけることで代用しよう。どうしても吸いたいのであれば、駄菓子のタバコを咥えよう。
とにかくかっこいい。仕事を終えた次元とルパンが一息で腹の中いっぱいに主流煙を入れ、心の底から味わうラスト。アレだけで一見の価値がありまんがな!
ストーリーは簡単に言うとガンマン対決。わずか50分くらいの尺だがルパンの要素満載だし敵も非常に魅力的だ。
やっぱり、自分はスナイパー好きだわーと再認識。一発にかける集中力。今回の敵はサイコロで仕留めるまでの弾数を決めるというシャレオツなおっさん。仕事以外は何も興味がないと言わんばかりに仕事後は無言でステーキを頬張る。出てくる人皆かっこいい。良い奴も悪い奴もね。
不二子はアダルトルパンなのでシリーズ一、ニを争うほどの美しい肢体を曝け出している。おっおっおっ、となった(意味不明)
是非このテイストで峰不二子という女だけでなくルパン三世自体をやってもらいたい。
そういえばラストはファンならニヤリとする場面が。サービスが行き届いてる〜〜!