PANDADA

機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星のPANDADAのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ガンダムUCの第2話。

開ければ地球連邦政府がひっくり返るという「ラプラスの匣」の鍵をネオジオンに渡すはずが、連邦に察知され、インダストリアル・コロニー宙域で戦闘が起こる。
その先頭に鍵であるユニコーンガンダムに乗ったバナージが介入するまでが前回のお話。

ユニコーンの登場により一旦引くネオジオン。
ロンド・ベル隊のネェル・アーガマがユニコーンを捕獲したその時、再び襲いかかるネオジオン。
それを率いるのは「赤い彗星シャア・アズナブルの再来」と噂されるフル・フロンタル大佐だった、というのが本作。

第2作でついにフル・フロンタルが登場。
乗っているのはMSM-06Sシナンジュ。

はじめ見たときはMSM-04サザビーをスリムにした機体かなと思っていたシナンジュですが、観れば観るほどサザビーではなく、0083のガーベラ・テトラに近いのかなという印象。

「見せてもらおうか。新しいガンダムの性能とやらを!!」とか
「当たらなければどうということはない!」とか
「また敵となるか、ガンダム!?」とか
シャアを彷彿とさせるフル・フロンタル。

でも、シャアよりも完成度が高すぎるんですね。
シャアには必ずあった特徴的な危うさとか隙とか感情の揺らぎとか、そういうのが全くない。

それでもドキドキする展開が良いですね。

ガンダムΖΖの続編に近い本作にΖΖには未登場のシャアを絡めるのが上手いですね。
フロンタルがシャアなのかどうかをジンネマンやマリーダが気にするシーンとか。

ラスト近くではチラッとだけデルタプラスが見えたりもしてなお良し。

相変わらず良いシーンが多く胸を熱くする展開がステキです。
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