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ザ・スリルのYOKのレビュー・感想・評価

ザ・スリル(2013年製作の映画)
2.8
お金に困っているところに突然の解雇になった主人公が入ったバーで偶然幼なじみに再開し、偶然出会った金持ちの妻のバースデーゲームに巻き込まれる。

お金持ちがトム・ハンクスに見えて目を凝らしてよーく見たけど別人だった。

主人公がとても弱々しい。巻き込まれ体質なのかそれとも解雇になった事で茫然自失なのか、あまり自分の意思がない。

軽いノリでゲームへの参加を促した幼なじみがだんだん嫌な奴になっていくのに比例しては主人公も貪欲に。ゲーム自体の内容も少しずつ過激になっていくので、少しずついかれていく金が欲しい2人にはやらない理由がない。というか勝手に過激になっていくから目も当てらんない。(特に幼なじみが)

あくまで金持ちは誕生日の妻のためにやっているスタンスなので要求外の行動をすれば止めてくれるのがまだ救い。というか、この妻役の女性がミステリアスで、とくにゲームを楽しむ様子もなく誕生日の主人声なのに傍観者のよう。と思いきや急にハニートラップ。何事?

金持ちとその妻の目的はこれだったのかと思いきやまだゲームは続くし、なんだかよく分からないままグロシーンへ。そこだけはちょっと緊張するかな、って感じ。

ラストのタイトル(?)で、あ、なるほどね。そういう楽しみ方をするのが正解なのね、って理解した。おしまい。
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