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受難のジョーク
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『受難のジョーク』に投稿された感想・評価

菩薩
3.7
口は災いの元、の一言に尽きるお話でありながら、復讐劇としてはあまりにも遠回り、かつ本気か冗談なのか分からない冷笑的な態度が、チェコ・ヌーヴェルヴァーグらしいとの印象を抱く。あんなハゲ散らかしておそらく強烈な加齢臭を放ち続けているだろうおっさんがなぜモテキャラ設定なのかは分からないが、あの編み編みのタンクトップの着こなしは森崎東『喜劇 女は度胸』の渥美清に匹敵する。国家や周辺人物に対する個人的な怨恨をぶつけられたババアは哀れでしかないが、下剤を飲み下した後ハート形の覗き口のついた個室(トイレなのかあれは?)の中で絶対に負けられない戦いが繰り広げられたであろう事を想像すると、あの若い助手さんとどうか幸せになってくれと思わずにはいられない。ラストのマウントポジションでのパウンドの連打は、全盛期のイゴール・ボブチャンチンを彷彿とさせるものがあった。結局のところ…これコメディでいんだよね(笑)?いや、本当はもっと真剣に憐れみをもって接しなければいけないのかもしれない。
3.8
《存在の耐えられない軽さ》のクンデラ原作。50年代のチェコ政情に詳しくないので難解だったけれど、シニカルな個人主義とか官能に関する描き方のトーンには《存在の〜》と似たものを感じた。実際の会話としての台詞と、主人公の願望・独り言としての台詞が混ざり合ったり、主人公の空想や記憶の一部であろうシーンが突如挿入されたりといった飄々としたタッチが前衛的でもあり、おもしろかった。あと女性がもつ守護天使のような力を崇めて美しく撮るところ、《存在の〜》よりも淡白だけれど、そのニュアンスが共通している。
プラハの春とかの政治的運動が盛んになっていた時代のチェコらしい映画で、そういう政治的問題にほぼ無関心な身として内容はそこまで響かなかったし映像に痺れることもそんなになかったけど、散見されるいくつかの大胆なジャンプカットや三人称視点と一人称視点の転換、過去の回想と現在を行き来させるような展開といった手法は難解を生みつつも面白いものだった

ラストも自分を含めた仲間とそれ以外の人物との隔絶が感じられる遣る瀬無いものになってて、それまで炭鉱のシーンくらいしか映像自体が強く印象に残るものがなかったと思っていたけど最後で挽回する演出がやって来て後味は良かった

あと結構内省的な話でもあったからミラン・クンデラの原作の方ものめり込めそうで見つけたら読みたくなった

『受難のジョーク』に似ている作品

第三世代

上映日:

2018年10月27日

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

3.7

あらすじ

意志と表象としての世界―。彼らも、我々も、もはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこ…

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