受難のジョークを配信している動画配信サービス

『受難のジョーク』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

受難のジョーク
動画配信は2026年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『受難のジョーク』に投稿された感想・評価

菩薩
3.7
口は災いの元、の一言に尽きるお話でありながら、復讐劇としてはあまりにも遠回り、かつ本気か冗談なのか分からない冷笑的な態度が、チェコ・ヌーヴェルヴァーグらしいとの印象を抱く。あんなハゲ散らかしておそらく強烈な加齢臭を放ち続けているだろうおっさんがなぜモテキャラ設定なのかは分からないが、あの編み編みのタンクトップの着こなしは森崎東『喜劇 女は度胸』の渥美清に匹敵する。国家や周辺人物に対する個人的な怨恨をぶつけられたババアは哀れでしかないが、下剤を飲み下した後ハート形の覗き口のついた個室(トイレなのかあれは?)の中で絶対に負けられない戦いが繰り広げられたであろう事を想像すると、あの若い助手さんとどうか幸せになってくれと思わずにはいられない。ラストのマウントポジションでのパウンドの連打は、全盛期のイゴール・ボブチャンチンを彷彿とさせるものがあった。結局のところ…これコメディでいんだよね(笑)?いや、本当はもっと真剣に憐れみをもって接しなければいけないのかもしれない。
3.8
《存在の耐えられない軽さ》のクンデラ原作。50年代のチェコ政情に詳しくないので難解だったけれど、シニカルな個人主義とか官能に関する描き方のトーンには《存在の〜》と似たものを感じた。実際の会話としての台詞と、主人公の願望・独り言としての台詞が混ざり合ったり、主人公の空想や記憶の一部であろうシーンが突如挿入されたりといった飄々としたタッチが前衛的でもあり、おもしろかった。あと女性がもつ守護天使のような力を崇めて美しく撮るところ、《存在の〜》よりも淡白だけれど、そのニュアンスが共通している。
プラハの春とかの政治的運動が盛んになっていた時代のチェコらしい映画で、そういう政治的問題にほぼ無関心な身として内容はそこまで響かなかったし映像に痺れることもそんなになかったけど、散見されるいくつかの大胆なジャンプカットや三人称視点と一人称視点の転換、過去の回想と現在を行き来させるような展開といった手法は難解を生みつつも面白いものだった

ラストも自分を含めた仲間とそれ以外の人物との隔絶が感じられる遣る瀬無いものになってて、それまで炭鉱のシーンくらいしか映像自体が強く印象に残るものがなかったと思っていたけど最後で挽回する演出がやって来て後味は良かった

あと結構内省的な話でもあったからミラン・クンデラの原作の方ものめり込めそうで見つけたら読みたくなった

『受難のジョーク』に似ている作品

グンダーマン 優しき裏切り者の歌

上映日:

2021年05月15日

製作国・地域:

上映時間:

128分
3.2

あらすじ

ベルリンの壁崩壊に先立つ1980年代から東ドイツで活躍していた実在のシンガー・ソングライター、ゲアハルト・グンダーマン(1955~98年)。多くの顔をもち矛盾に満ち溢れたこの男の人生を通し…

>>続きを読む

風は吹くだろう

製作国・地域:

上映時間:

111分
3.6

あらすじ

映画監督を志す町田は、新品のビデオカメラを回しながら恋人の夕希子がいるかもしれない見知らぬ男の部屋へ向かう。結局2人は別れてしまうが、大本の原因は自分にあったのではないかと考えた町田は、2…

>>続きを読む

返校 言葉が消えた日

上映日:

2021年07月30日

製作国・地域:

上映時間:

103分

ジャンル:

3.5

あらすじ

1962年、蒋介石率いる国民党の独裁政権下の台湾では、市民に相互監視と密告が強制されていた。翠華高校に通う女子高生のファン・レイシンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、何故か学校には誰も…

>>続きを読む