このレビューはネタバレを含みます
ハ・ジョンウ、かっこいい。「お嬢さん」のときとはまた違った素敵さ。そして、テンポよく進んで行くストーリーが秀逸です。ずーっと続く緊張感。
爆破された橋が倒壊するところや崩れかけたビルの映像がかなりリアル。映像技術も凄かったです。
犯人の年齢を考えると、脅迫の電話の声がちょっと若いから、きっと何かドンデン返し的な展開があるんじゃないかと思ったら、まさか橋の作業員で命を落とした男の息子が犯人だったとは。大統領の代わりに来た警察長官が途中で「息子の写真を公開するぞ」と脅したことが伏線になっていたわけですね。
橋やビルはまだしも、局内のイヤフォンなんかに外部の人が爆弾を安易に仕掛けられるものなの？と、ちょっと気になる部分がいくつかあったものの、全体的にさほど気にならなかったのは、やはりハ・ジョンウの緊張感の途切れない白熱した演技のおかげです。
かなり胸糞悪い終わり方でした。でも、ハ・ジョンウは素敵です。
