トウモロコシの呪いは…大都会《アーバン》シカゴへ…

ガトリンで広大なトウモロコシ畑を経営していた父が亡くなり孤児となったジョシュアとイーライの兄弟は、養子となりシカゴへ…

初めはぎこちなかった兄・ジョシュアは、次第に周囲に溶け込み、友人も恋人も出来た…一方、イーライは周囲に馴染もうとせず、何処か不気味な雰囲気を醸し出し、一人トウモロコシ畑を作り出す…いち早くイーライの異様な雰囲気を察した養母そして神父…やがてイーライは新たなトウモロコシの信者を集め出し始める…そう"収穫の時"は近いのだ…

ハイ、"義務鑑賞"です。

4Kとして蘇った一作目が公開され、どさくさに紛れて二作目と共に連続公開となった本作の売りは…そう特撮が、あの"スクーミング・マッド・ジョージ"なのだ…

この名前にピンと来たあなたはかなりのホラーマニア…独特のセンスで一時代を作った彼の特殊効果は素晴らしいの一言…ブライアン・ユズナ監督の"ソサエティー"でのやりたい放題なマッド・ジョージ節が忘れられません。

本作でも、マッド・ジョージ印は健在で三作の中ではグロさは一番かと…首ニョキニョキなんてセンスはマッド・ジョージならでは。

そして、忘れてはいけないのは、本作がシャーリーズ・セロンの映画デビュー作であるという事…話はすっ飛ばして、"シャーリーズ・セロンを探せ！"状態のクライマックス…"あ〜いたいた！やっぱ綺麗"となった次第で…セリフ無しで集まったトウモロコシ教の信者の一人として登場…その美貌故、2カット程アップされ画面にデカデカと顔が映ります。

映画の完成度で言えば…まぁ、酷いです…ギリB級を維持…二作目よりイイかな？…

『スティーブン・キング/死の収穫』の続編であり、『チルドレン・オブ・ザ・コーン』シリーズの三作目


ストーリー
田舎町ガトリン、広大なトウモロコシ畑の主である酒飲みで乱暴な父が行方不明となる。兄ジョシュアと弟イーライはともにシカゴの里親の元に引き取られることになる。閉鎖的な生活をしてきたアーミッシュの二人だが、ジョシュアは次第に周囲に打ち解けてゆく。


原作　スティーヴンキング



思ったより面白かった。
前2作を観てなくても楽しめる。
さすがキングなだけあって閉鎖的な空間を活かすのが上手い。今回はアーミッシュという事もあり動機づけや悩みなども年頃の男の子としては理由づけが整い、序盤の展開や描き方も悪くなかった。…が！後半は一気に失速。
ラスト急に違う映画が始まった。
前半のホラー的な展開は割と良いなと感じていたが、後半のチープさと急なアクション展開に思わず🙂
弟イーライ役のダニエルチェルニーが良かっただけに残念。

最初動機はなんなのかな？と考えていたが、カトリックやアーミッシュ、神学校など割と目に見てわかりやすい答えが散見していた。

流れで言うと
序盤ホラー→中盤サスペンス→終盤インディージョーンズと言ったところか。

スティーヴンキングぽくいや〜な雰囲気満載だったが、疲れるほどではなかった。
機会があればこのシリーズを鑑賞しようと思う。

【ついに世界制覇か⁉️😝】

結構笑っちゃう😛

この「チルドレン・オブ・ザ・コーン・Ⅲ」だけ、かつて日本で公開されていたらしい。
きっとヒットしなかっただろうななんて考えた。

「Ⅰ」から「Ⅱ」の脈絡も分からないのに、スティーヴン・キングってだけで公開されたんだろうなって…😝

そもそも、シネマート新宿も、「Ⅰ」は4周目に入って一日2回上映で、「Ⅱ」と「Ⅲ」はそれぞれ1回だけなんて、動員動向を予想していたとしか思えないし😝

さて、映画はニューヨークのど真ん中に、学校なんかのグランドとは別に土があったんだとか、ツッコんでる自分がいて、苦笑してしまう。

あわよくば、「Ⅳ」も考えていたんじゃないかみたいな終わり方も、図々しいとかね😁

まあ、「Ⅰ」と「Ⅱ」を観た人が観てしまう作品のように思う😜

ついに怪獣も出てくるよ😜