さとし

海街diaryのさとしのレビュー・感想・評価

海街diary(2015年製作の映画)
4.7
祝・パルムドール!おめでとうございます。
というわけで本作を映画館以来久々に見ました。
記念というやつです。

人々に愛されるのには理由があって作品に安心感を持たせるのが上手いですね。この話は3姉妹と腹違いの妹との幸せな暮らしを描き見てる観客をも幸せな気分にさせられました。

主演4人とも良かったですね。広瀬さんの伝説はここから始まったと行っても過言ではないですね。明るい役も多いですが、結構シリアスな役も多いですね。”三度目の殺人”とか”怒り”もそうでしたね。あと綾瀬さんのしっかり者役が新鮮でした。天然のイメージが強いので良かったです。それから坂口さんもいい役してますね。別れが何か演技のテーマみたいな気がしますね。

しかし、お父さんのDNAはすごいですね。昔から”トンビは鷹を産む”なんて言いますがこういうことを言うのでしょうね。綾瀬さんがそこら辺の八百屋で買い物してたら目立つでしょうけど・・・。それから鎌倉の街が一つのキャラクターになっていたのも特徴ですね。美しい海や駅や庭先だったりすごく綺麗でした。自転車で潜り抜けたシーンなんか良かったです。

とはいえ加瀬さんが電車の中で”たまに自分の居場所はここじゃないと思うことてある”と言うセリフがあって何かあるのかなと思いきや何もなかったのは残念です。

万引き家族早くみたいです。
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