前評判が高くて期待したのだけど、残念な映画。
プラダを着た悪魔の方が全然良い。
前半は良いのだ、デニーロの活躍があり、どんどん良い方向へみんな進む。
そのままその話を展開すれば、まあまあな良い話の映画になったのだと思うのだけど、
後半急に、夫婦仲の話に変わる。
この話がもう全然面白くない。
よくある浮気話で、しかも主人公がデニーロからアンハサウェイに変わってしまってる。
群像劇でもないのに、主人公が変わる映画はかなり珍しいんじゃないんだろうか。
これにはびっくりした。
結局最後には、はいはいハリウッド映画はそう終わりますよね、家族愛万歳みたいな。
ちょっとなあ…
前半主人公だったデニーロの扱いが酷い(笑)
結局何を描きたかったの?
後半の夫婦愛?素敵な老人の頑張り?
どちらかに絞った方が中途半端に終わらず、面白かったと思う。
まあデニーロとアンハサウェイの笑顔を観る映画かなあ。
デニーロの中でどういう位置付けの映画なのか逆に気になる(笑)