さっちん

ザ・ウォークのさっちんのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
3.5
手に汗握る系の映画は、どちらかというと苦手だけど、ジョセフ ゴードン レヴィット目当てで、とうとう鑑賞。^^;
単にイケメンが観たいという不純な動機です。^^;


なので、私は、今作は3Dはもちろん、劇場で観なくてよかった。
やっぱり怖かったし‥‥。^^;
高所恐怖症ではないけど、それでも冷や冷やドキドキ‥‥、本番の綱渡りシーンでは、途中から「もういい加減にして!やめて!」って言いながら観てたし‥‥。^^;


人生は1度きり‥‥、自分のやりたい夢に向かってつき進む彼をうらやましいとは思うけど、その反面、あれ、もし失敗したら、下の見物人たちのショックは計り知れないし、巻き添えの犠牲者だって出るかもしれない。それからWTCの中で、あれから働く人や訪れる人は気分悪いやろなぁ〜などと、現実的なことをやたら考えてしまった。
自分のためではなく、周りの人の為に命綱はつけるべきだと思うし、それが出来ない彼には、あまり共感できひんかったなぁ。^^;

で、実際のフィリップ プティさんは、今どうしてはるんやろう?と調べてたら、今作のジョセフに綱渡りを特訓したのは、そのフィリップ プティさんなんですね〜。
ほ〜。もう70歳近くでしょうに、
バランスを取るために足腰が鍛えられてそうだから、きっとお元気なんでしょうね。


まぁ、また色々書いちゃったけど、観た私の動機も不純なので、イケメンなジョセフを拝めただけで目的クリアーで満足!
笑顔が特に好きなんやけど、空中闊歩シーンの笑顔は特に素敵だった。
普通は恐怖の場面でも、彼にとっては最高に幸せな場面なんでしょうね〜。


あと、ベン キングズレー演じる師匠の優しさには、ほっこりした。

また、今はもう、見ることの出来ないWTCがCGで見事に(映像上は)蘇り、また、後世にも、映画として姿を残せるのは意義のあることやと思う。
さっちん

さっちん