群青

ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜の群青のレビュー・感想・評価

2.3
TVスペシャル第11弾。


監督がワタナベシンイチ。やべえ。
あのエクセルサーガのワタナベシンイチ。爆笑の渦に巻き込まれた監督だ!笑

やはりテイストもワタナベシンイチなのかキャグが多く、そしてそれがどれも面白い。真剣なルパンの話の間に不二子と五右衛門が必死に車を押してあげる。まだ走れるか、とボートに聞く五右衛門。そしてそれに本当に答えるボート笑 次元に心臓マッサージを施す五右衛門(27回も!笑)

記憶をなくした不二子に走りながら、この懐かしさ、思い出さねえか?と問うルパン。返事は

運動会ですか?

いやそりゃ懐かしいよ確かに笑 とルパンと自分の声とルパンの感想が重なる笑

しまいにゃチョップでヘリが起動する笑

このように観ていて楽しい。

しかし敵役が地味すぎてヤバい。声が千葉繁でほぁぁぁ!というテンションで楽しいことは楽しいが。もう一人の敵は出来損ないの筋肉オラウータン。いやわかりにくいけど不二子がそう言うんだもん。的確だもんよ。


そうそう不二子がメインなんです。ルパンガールが出てくるし戸田恵子さんが声してるから薄いわけではないが、それ以上に不二子押し。なんてったって今回は財宝の秘密を持った唯一の人物である不二子が記憶喪失になる話なんですから。
ルパンの愛する不二子。いかなる宝より大切な彼女の心の玉手箱。その為なら漢になります、ルパン。正直かっちょいいです。これだからルパンは良いんだよなぁ。一途。不二子も不二子でなんだかんだルパン好きだかんね、アレは笑

ストーリーは微妙だったけどルパンと不二子が盛り沢山で総じて普通より少し良いくらいかな。
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