カテリーナ

デビルズ・ノットのカテリーナのレビュー・感想・評価

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)
3.2
全編モヤモヤ感が残りすっきりしない
少年3人の猟奇殺人事件の実話を元にしたサスペンスである
容疑者として浮かびあがるのは
未成年の16歳から18歳の少年3人
その内の1人は知能が8歳並み
驚くべき事に未成年の容疑者は満足な捜査をせずに警察側の失態も放置
数々の不信な点も無視し、裁判で裁かれるのだ。
そこに私立探偵のコリン・ファースが
調査員として被告人の弁護団に協力をすることを進言する。
死刑に反対する彼はこの事件を見過ごすことができない信念を持つそして調査をするうちに被害者の父親の不信な発言や
証拠のナイフなどを警察側に突きつけるが
何故か裁判官に重要ではないと無視される

被害者の少年のひとりスティービーの母親
をリース・ウィザースプーンが演じる
大事な息子を突然殺害された深い喪失感を 今回も冴え冴えと熱演

友人と遊びに行ったまま帰らず裸にされ暴行を受けた跡が残る遺体が発見されるのだ

田舎特有の宗教や思想によって
動かされる力
何か目に見えないものに知らない内に
覆われて身動きが取れずもがきながら
声を出せず 暗闇に葬られる
そんな映画だ。
カテリーナ

カテリーナ