とし

アナベル 死霊館の人形のとしのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)
3.0
ホラー映画で、少し前に鑑賞した『死霊館』の前日譚です。

ジョンとミアは夫婦で、ミアのお腹の中には赤ちゃんがいる。ジョンがミアの欲しがっていたアンティーク人形をプレゼントした日、隣の家で殺人事件が発生する。事件に気付いたが為に、その犯人達に襲われるミア達。結果、男性の犯人は警官により射殺、女性の犯人はミアがプレゼントされた人形を抱き締めながら自殺してしまう。犯人達はカルト教団の教徒で、儀式を行なっていたらしい。これで終わったかと思われたが、その日からミア達の周りで不審な出来事が発生し出す。そう、あの事件は終わりでは無く、始まりだったのだ…という内容です。

前作が面白かったので、私にしては早目に次作を鑑賞。だけど…う〜ん、何か私の求めていたのと違うんですよねぇ。実際にアナベル人形は存在するのですが、悪霊が取り憑いているという見解だったのに対し、この作品では悪魔という扱いで。私、悪魔憑きの話にあんまり食指が動かないんです…。

背後でチラリと怖い物が映ったりと、演出は相変わらず良い出来。エレベーターに逃げ込んだのに、何度も扉が開き逃げられない…とか、絶対怖いって!!

思わせぶりに登場したマンションの幼い兄弟とか、回収しきれてないと思われる内容があるのも、ちょっと…。

アナベル人形って、本物はめっちゃ可愛いんですよねぇ。もし、アナベル人形をリアルを求めて…って本物そっくりに作ってたら、ギャグ映画になってたかも(笑)。

アメリカにある、エド・ウォーレンのオカルトミュージアム、行ってみてえぇぇ!!

どーでもいいですが、主人公のミアを演じている俳優の名前がアナベル・ウォーリスなのは偶然なんですかぁ(笑)?!

最後、ラストの事なので、ちょっと開けて書きますね。













ミアの命を救う為、自ら飛び降りるエブリン。ええっ?!命を賭けるぐらい、ミアと仲が良かったんだっけ?ずっと死に場所を探していたんでしょうけどねぇ…。

そして、結局は悪魔が勝利したって事だよね、このラスト…。モヤモヤ〜!!

そしてそして…。エブリンが死んで、警察が捜査しに来ると思うんだけど、どう見てもミア達が殺したと判断するとしか思えないのは、私だけですか(笑)?
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