だってプライムがオススメしてくるから。
戦争映画かと思って観たらホラー映画だった。スプラッタな。いや正しく戦争映画なんだけどね。
「これはR指定付くべき。」とか思った初めての映画だ。
悪意と善意と欲望と諦観がごちゃ混ぜで、朦朧として行動に一貫性などなく、ドラマもなく、ヒーローもいない。それが戦争。
異様に濃い森の緑と人の赤と黒がもたらすサイケな効果がまたグロテスクにそれを際立たせていて、リリーフランキーのヘラヘラした薄ら笑いに悪酔いした。
悪口言いたい訳じゃなくて、ほんとに、きっと、それが戦争なんだろ。
映画としては秀作。二度と観る氣はない。
