しゅんかみ

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLDのしゅんかみのレビュー・感想・評価

1.3
 まあ、映画そのもの以外のゴタゴタとかもあったり、散々な評判を聞いてもうあんまり期待してなかったしね。ダメージが最小限で済むように鑑賞ポイントで無料で観たしね。時間だって90分以下だし、ちょうど他の映画とハシゴできる時間に合ってたしね。

 と予防線を張らないと、なんか感想言う気力も出ないくらいの映画でした。

 もう誰もが言ってますが、弁論大会。もう、出てくる人が喋りまくり、ひたすらこの世界はどうのという説明を叫びまくる。叫ばないかと思ったら、『2001年 宇宙の旅』のチープな真似みたいな部屋で語りだす…そしてまた叫び出す…

 前編は今でも「そこまで悪く言うほどか?」とは思ってますが、これに繋がるとなると遡及的に悪い思い出に上書きされるんですが…
 まあ前編から悪いとこはありましたよ。特に巨人が出てこないパートね。でもそれを上回る熱量あるアクションシーンとタイトルで感動したんですけどね…今回はあまりにも巨人出るシーンが少ない上に前作以上のものが何もないという…

 しかもこの登場人物達は壁の外に出て世界を知りたいようなことを言ってるけど、この映画のクライマックスでやってる事と完全に矛盾してて、前後編やってそれ?としか思えない…なんだこれは…

 唯一良かったのは前半ある人物がある人物を撃つシーンかな。あそこはちょっと「おおっ」となったかな…
 まあ、ある意味で「世界は残酷」という事は伝わってきた気はしますね…