さとり

おんなのこきらいのさとりのレビュー・感想・評価

おんなのこきらい(2014年製作の映画)
4.5

おんなのこきらい
っていう題名だけど、1番女の子してんのはきりこちゃん。
で、1番女の子きらいなのもきりこちゃん。

映画見るまではあーゆー女子めっちゃきらいだった。男にだけいい顔して、あんたどうしたいの?っていう女子。

けどその行為ってこの映画見ると生きるためにやってるって感じ。それと同時に寂しいの消してる感じ。

あ、そっか。この人寂しいんだ。

けど、その媚売ってる女子の影で中途半端な女子も、実は媚売ってるんだよね。それはこっちも本当に寂しいの。
でも結局私より寂しいあの子には勝てないの。
まぁすべてがすべてってわけじゃないけど。

自分が見えなくなった時幸太が来てくれて、1回私は死んだけどまた生きれる!
って思った矢先、あんなに綺麗でめんどくさくない彼女が目の前に現れたとき
きりこちゃんはまた死んだよね。

今までさんざん私が男を騙してきて、でもなんかつらくて寂しいくて、そんなのを幸太が救ってくれて『あ、また私生きてける』って思ったのがいけなかったのかなぁ。
わたしって何?
っていうのが最後公園で幸太と言い争いになったときのきりこちゃんの体の小ささにでてたよね。
あんなにいっぱい大きな態度とってるのに、いろいろ背負い込んでるのに体は小さい。

そのときそういう系の女子のこと許せる気がした。

昨日の私バイバイ。


がんばろ。

2019/11/25 再鑑賞
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