このままCG技術が進化していけば、俳優も全部CGで作って、そのうち要らなくなるんじゃないか?なんてことを考えたことはないだろうか?
この映画はそんな未来に止まらず、更に突き抜けてブッ飛んだ先の世界までも描いていたのがとても興味深かった。
この作品を観ていたら、そのうちクスリによって幻想の世界で生きようとする人達の世界っていうのも起こりうるような気がした。
あらゆる物が枯渇して、未来がとんでもなく絶望に満ちた世界に陥ってしまった時には、ともすれば国家単位で現実逃避に向かうなんてことも無くも無いかも。
主演のロビン・ライトのリアルの経歴をぶっ込んできてたり、内容が後半突然アニメーションの世界に突入したり、なかなかめまぐるしい展開で付いて行くのに大変やったけどね。