イーサン・ハントの復讐
暗躍するシンジケートと我らがイーサン・ハントとの戦いを描く。物語の冒頭、シンジケートのボス、レーンの策略にハマりガスで眠らされたイーサン。目には目を歯には歯をと言わんばかりのやり方でレーンを仕留める。そこに至るまでのアクションと駆け引きがゾクゾクする。シンジケートに入るまでの仕掛けも複雑だし、イルサの存在がストーリーの流れをさらに複雑にしていた。オーストリア首相が臨席するオペラ会場の舞台裏で、楽器を模したサイレンサーが付いた銃が持ち込まれるって、めちゃくちゃザルな警備だったのには笑ってしまった。イーサンは初めて見るのに、それが楽器ではなく銃で、しかも使い方さえ分かるのは、動物的感覚が研ぎ澄まされてるのだろうと思った。
