茶一郎

キングスマンの茶一郎のレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
4.2
『第1回 マイクロチップ花火大会の会場はこちら』


 最高!楽しい!最高に楽しいスパイアクション映画!
一見、フツーの、報われない主人公の成長譚+スパイ映画ですが、新鮮なアクションシーンとバツグンの音楽使いで最高のエンターティメントに仕上げてしまった!
マシュー・ヴォーンまたやってしまった!


 今作のスパイは英国紳士。衣装、小道具萌えはもちろん。
言及せざるを得ないのはアクションシーン。
教会のアクション。どうやって撮っているんだ。こんなの見た事ない!これがワンテイクだというのだから驚き。

 主人公が強くなる様子、主人公が受け身で選ばれている点、何故、そんなに悪役に賛同する人がいるのか……などなど中盤までのストーリーのノイズを全て吹っ飛ばす映画のパワー。花火、アクション、キメ画。

『汚ねぇ 花火だ…』
お前、これがやりたかっただけだろ!という最高のシーン。(ここで楽しくなって涙)

 こんなにも楽しいのにエンディングクレジット前で泣いてしまうクレジット。(最後まで席を立たないよう)

『マナーが、紳士を、作る』

マシュー・ヴォーン!お前が最高の英国紳士だよ!!ありがとう!
茶一郎

茶一郎