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マリリン 7日間の恋のGattのレビュー・感想・評価

マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)
3.7
これ、本当に実話なの?妄想なんじゃない!?(爆)www
昨日レビューした「王子と踊子」で、新人ながら第3助監督を務めたコリン・クラークによる、撮映秘話として書かれた著作の映画化。
マリリンの心の支えになった思い出。悪く言えば「引っ掛かった」美しいお話w。
ごめんなさい。ロマンチックな話なのに夢がありませんねぇw

いやはやマリリン・モンローですよ!ちょっと前まで魅力なんぞ大してわからんかったのに言うけどw、まぁあれじゃ惚れるでしょうよ。
だって、可愛いもんw
実際、コリンの周りには他にも過去にハマっちゃった人達がいて「深みにハマるな」というアドバイスありw。本当に惹きつけちゃう雰囲気を持った人だったのでしょう。

初見は映画館にて。
「メソッド演技法」という言葉を初めて知ったのが、この映画。
英国舞台劇重鎮ローレンス・オリヴィエと考え方の違いから揉めながら作り上げた「王子と踊子」。その舞台裏。繊細過ぎて不安定なマリリンが頼った一時の存在がエディ・レッドメイン演じるコリン。

マリリン作品を立て続けに鑑賞後に観ちゃったので、
ミシェル・ウィリアムズ頑張ってるんだけど、やっぱり「瞳が違う」別人とか思っちゃったのは正直なところ。そんなこと言ったら出演者みんな違うもんねw。
初見当時、マリリンを知らなかった僕は、ミシェルの演技を見て、その可愛いさが伝わってきたのは覚えてる。
自分の中では「the悲壮感女優」と思っていたミシェル。やっぱり悲壮感ありきだったのだけどw、ダンスシーンとかキュートでした。
映画撮映のシーンは似せているから比べちゃうけど、自然と戯れたりプライベートのシーンは開放的なマリリン!魅力的な演技でした。

ローレンス・オリヴィエ役は、同じくシェイクスピアの継承者ケネス・ブラナー。デンチ先生やエマ・ワトソンも出演していて、英国重鎮の凄まじい安定感の中、逆にマリリンの不穏さが際立ってた。
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