N.W.A.やウエストコースト、Hip-Hopに詳しくなくても、青春ものや音楽好きならそれだけで楽しめる!
かなり忠実に作ってあった。
かなり。
なので、N.W.A.聞いてたよ!やっぱ西海岸だよね!の人はだーいぶ上がる&泣ける映画ですよコレ!!
今からでも遅くないので、町山智浩さんのたまむすび聞いたり、Amebreakの名盤各務塾なんか見ればグッと知ったかぶりできるんじゃないかと。
逆に知ってる以上のことは起こんないんだけど、深く知れる。
デス・ロウがアソコまでいってたのはマジですか・・・?
イージーがラップ始めたのってほんとああいう感じでノセられて、なんだろうな〜、とか若手のCUBEの常に世間に対して怒ってる感じ(顔も怒ってるw)とか、ドレー先生の事なかれ主義(まぁよくわかってないだけ)とPDとしての比較的遅咲き感とかすげえリアルだよ。
ドレーのトラックですらどんどん変わってくから驚いた!
DOCやアラビアン・プリンスはこの映画内では比較的モブ扱い。
タイトルがセカンド(?)アルバムの「ストレイト・アウタ・コンプトン」だから、そこが中心と思って、上記ファンの方は大目に見て頂ければ。
強いて言えばドレー先生がちょっと良い感じに、イージーもちょっとアホに描かれてて生臭くなくて良かった。
そしてみんな言うと思うけどソックリだよ!!!
イージーとCUBEが和解するくらい(正確にはイージーがゴホゴホやってる横に寄り添うエラーにw)から涙腺が緩みまくり。
ロス暴動の最中、赤と青のバンダナが繋がれたシーンは悲し嬉し泣き!!
この辺のN.W.A.の音楽、CUBEの過激なリリックは結果的にギャングを増長したのではないか?問題にもうっすら触れており、問題提議しろ!声をあげるんだ!一辺倒支持ではなく、映画的バランスが上手いな、と思いました。
2PACが出てきたくらいから、もっとやな予感してたけど・・・まぁ映画の尺的にね。
後、これはほんと馬鹿にされてる弊害ではあるんだけど、日本人で良かったな、と。
一切ピーが入らない!
抜いてるシーンくらいはあるのかもしれないけど、リリックもラッパーらしい会話もそのまま聞けるので楽しい!
23時40分〜2時15分の回なのに結構入ってました。
ファミリー向けの劇場なのに、普段はいないティンバーやフーディーのオンパレードでちょっと怖気づいていたよw
途中出て行く人がそこそこいたけど、みんな我慢しないで!
膀胱に負担かけちゃダメだよ(T ^ T)