″えー!?マン博士がまた宇宙で遭難するって?!″
初めてこの作品を知った時の印象はこんな感じだった。
そしてやはり、蓋を開けてみれば宇宙で生き残る術はさすがデイモン!としか言い様のない頑張りぶり!
火星で一人置き去りになり、全世界の人が彼の帰りを待ち望んでいる…!ってなんて壮大で、重い映画なんだろうなー!ワクワク(*^^*)って勝手に想像していたら思っていたより明るくてポジティブな映画だったんで、良い意味で裏切られたという感じ。
幸い俺は植物学者だ!
ってそんな都合良いこと…いやいやこれがこれから始まる火星農園物語へと発展していくんだから面白い。
ノリノリな趣味の悪い(笑)80年代ダンスフロアーミュージックや懐かしい曲がまた逆境を乗り越えていく活力を表現していて、観ていて気持ちがいい!
宇宙ものといえば、予想を越えた逆境、苦難、危機!っていうのが何度も押し寄せる所にハラハラするのが堪らなく好きなんですが、今回のこれはそれは幾分抑えめ。
でもSF本来のシリアスに、ポップを良い具合にブレンドしたサバイバル映画でした。
やっぱり宇宙から地球へ帰還するって、遠い地から我が家へ帰るあの安堵感と同じですごくホッとする。
宇宙の素晴らしさや恐ろしさを体感するからこそ、地球の素晴らしさと有り難みをより実感できるんだなぁ…、
と最近県外出張が多い自分の境遇とどうにもダブらせてしまった(宇宙規模から県規模へとアントマン並の縮小レベル)。