「'83冬」から思ってるが
正吉が精悍な顔立ちになった。
純も蛍も背が伸びたなって思う。
思いがけなく雪子がいて驚く。
竹下景子が素晴らしくきれいだ。
丸太小屋の火事はショッキングだった。
ドラマで苦労して建てたのを知っているから。
正吉の「やっぱりお前は汚いやつだな」
という言葉が重い。
純は一生そのことを背負い続けて生きることになる。
川端康成「雪国」も雪中の火事だった。
『風と共に去りぬ』もそうだが
火事は大きな傷を人の心に残す
「'83冬」に比べ多くの綾が交差する。
人間関係も時代も能天気では居られない。
その流れの中で翻弄される人間模様。
うつむき加減に家路につく3人に心震える
