基本ホラーは苦手だ。
本作を知ったのは
漫画『R15＋じゃダメですか？』。
「『史上最も怖い』って言われている」
「観た人は…呪われるって噂」
「どの配信サービスにも入ってないし、
レンタルビデオ店でも扱ってる店が一つもない」
(掲載一週間後にプライムで配信開始）
初めから観るつもりなかったが
話の種で知人に勧めてしまい
道義上観ることを決意した。
シェラ・デ・コブレはイタリアの地名
と軽い気持ちで、説明したら、
「マカロニホラーは怖いんだよ～」
と超ノリノリだった。
実際はイタリアではなくメキシコ、
イタリア映画ではなくアメリカ映画だった。
穴があったら入りたい。
「色のなさを巧みに使い、
恐怖を煽るような素晴らしい演出」
「まるで虫が顔を這っているかのような
悪霊の顔が怖すぎる」
「引き込まれる芸術的な映像美や
臨場感あるカメラワーク」
「心霊調査員兼建築師が主人公という
キャッチーな設定」
ホラーと言うよりミステリー。
まったく怖さはなかった。
「独占欲が強い」
「欲しいものは何でも手に入れた」
ここでもやはり「母親という病」。
ラスト、複雑な心を反映した夫人の
表情が印象的だった。
