ドラえもんは猫型ロボット

ルイの9番目の人生のドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)
4.7
「9はラッキーナンバー。僕は9年間もこれを待っていた」

エグ😵😵

映像は幻想的で綺麗だし、テーマとして優しい親子愛が根底にある。
でも、内容はエグい😵😵
さすがはアレクサンドル・アジャ監督。
とても、面白かった。

〈あらすじ〉
生まれたときから、様々な事故で8回も死にかけている主人公。9歳の誕生日に崖から落下し昏睡状態に。少年が死にかける謎を小児科医が追っていくというお話。

少年の転落死亡→蘇生から始まる衝撃の展開😳

昏睡状態の少年の回想と最後の事故の経緯が並行して語られる。
主人公の心象世界を表した映像は、とても幻想的で癒やされるが、事件や家庭環境はなかなかのハードモード😰

主人公ルイを演じた子がとても良かった。
ひねた思考のクソガキなのだが、嫌味な感じがせず、自身の状況を受け入れる悲劇的な少年を好演していたと思う。
まあ、平均寿命より生きたからといって、ハムスター殺すシーンは引いたけど😰

物語中盤、ルイが昏睡状態から一時的に目覚めるシーンは衝撃的で怖い😱
そして、段々と不穏になっていく物語。

ルイのこれまでの9年間人生と、
最後の事故の謎が解かれていく展開は、そこまで驚きはなかったが、どんでん返しが用意されており、最後まで楽しく観ることができた。
とても面白かった!

良くできた作品だと思うが、見放題でなく、レンタルになってしまうのが残念😭

それにしても、小児科医はお馬鹿だね😤
あと、散々死にかけてるのに、健気なルイに涙(T_T)