ドラえもんは猫型ロボット

イニシェリン島の精霊のドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.8
「お前が嫌いになった😑」
例え真実だとしても、こんなストレートな物言いをしてはいけません🙅

余談になりますが……、
期間限定でDisney+に加入💰しました💦
多分持て余すのは目に見えてますが、フォロイーさんにオススメされた作品🎞もあるし、
また、“どうしてもある作品”を観たい欲が抑えきれなくなって……。

そんな、私、猫型ロボット🤖がどうしても観たかった作品👀

それが……『イニシェリン島の精霊💫』
マーティン・マクドナー監督作品。
『スリー・ビルボード』で味わった衝撃💥再びとなるか🫡

〈あらすじ〉
アイルランドの小さな島・イニシェリン島を舞台に、長い間友人だった二人の友情が壊れたことをきっかけに、騒動が起こるお話。

冒頭、アイルランドの幻想的な島の風景⛰️にうっとり☺️
そして、話の辛辣さにげんなり😒

内容は長年付き合ってきた年上の友人から、一方的に絶交🙅を宣言された主人公の絶望😱を描く物語。

作曲家🎶である年上の友人コルムは、
主人公との退屈な付き合いに何の意味もないことを悟り、絶交を宣言🗣️

しかし、娯楽も何もない小さな島🏝で、
パブでおしゃべりしながら酒🍻飲むことしか楽しみがなかった主人公にとっては、それは絶望😰😱😭

確かに、
「利がないから付き合わない」という年上の友人の言葉は合理的😏なのかもしれないし、話が合わない人間と付き合うのは得策ではないのかもしれない。

主人公は、島の多くの人間と同じく、
教養もなく🤪、単純で、気が利かずに、傲慢😠な所もある。
面白い人間ではないとは思うよ。

しかし、言い方よ⏬

「退屈なお前が嫌いになった😑」

👆なにこれ❓

自分の信念😤があるからといって、
長年の知り合いを無闇に傷🔪つけていい理由にはならないし、
正しいからといって、何を言ってもいい訳がない❌

人付き合いに不器用というよりは、
突然こんなこと言い出すのは、
頭がおかしいのでは🤪❓
とも思ってしまう🤔

長年友人👬と思っていた男から自分を否定されて、次第におかしくなる主人公。

そして、話は思わぬ方向へと進んでいく
➡️➡️

対岸のアイルランド🇮🇪本土では紛争💥が激しさを増している中で描かれる島の中のしょーもないケンカ。

背景にあるのは、
田舎の空っぽさ🫙と、
陰湿さ🌧️
そして、そんな世界しか知らない、
そこでしか生きられない主人公たち島民の悲喜劇を、
人間の複雑さと滑稽さに焦点を当てて描くマーティン・マクドナーの独特な脚本📖

風景がとても牧歌的⛰️で綺麗な割には、はっきり言って、気持ちのいい作品ではないし、
登場人物たちの極端な考え方にモヤモヤ☁️する。
かなり好みは分かれそうな気はするが、
個人的には好きな作品だった🥰
満足です✨

一筋縄ではいかない、変化球な人間ドラマを求める人にはオススメできるかも🤔

面白かった😉