自分のことをゴミだと思ってるおもちゃ、って邦画でよくある鬱々とした主人公系かと思ってたら違った。凄い前向きというか、積極的に誇りを持ってゴミだと思ってた。
3のラストでのウッディの決断がすごく切なかったから、幸せになってほしかったんだけど。
あの子は寂しくなる度にアンディと大学に行かなかったことを悔やんで、自分の選択を肯定しようと必死だったんだろうな。
「仲間を置いていかない」が正しいのだと信じたくて、ずーっと繰り返して、そうしていないと後悔に押し潰されそうだったのかも。
何しろアンディに選ばれなかった彼らには打ち明けられる内容ではないから。
と思うと遣る瀬なかった。
ウッディ……。
アンディだって断腸の思いで手放したのに。
子供の純粋さ故の残酷さが際立つアニメだった。
映像はとても綺麗だったけれど、辛すぎてもう観たくない。