ディズニー／ピクサーの大ヒット作『トイ・ストーリー』シリーズの第４弾。
筆者も大好きなシリーズだけに見終わった後、賛否両論あるのもうなずけた。
ウッディが貫いてきた「おもちゃは子供に遊んでもらうことが一番の幸せ」も、持ち主がアンディからボニーに変わり、そのボニーのお気に入りになれず彼女を幸せに出来なかったこと、さらにアンディへの未練やボーとの再会で、彼は自身の役目を終えたかのように最後の決断を下す、その答えが何とも切ない。
映画とは観る年齢によって、感想も変わるものだが、筆者の過去３作品に対しての想いはこれからも変わらないだろう。
３を完結とするか、４を受け入れるかはもう少し時間がかかりそうだ。
ただひとつだけ云えることがある。
それは “本作に限ってだけは”、ウッディへのサプライズ…つまり彼への “贈り物” であるということだ。
そう思えば、“無限の彼方へ向かう”彼の決断に納得する日もそう遠くはないかもしれない。
85 2022
